メジャーリングはセラミックと同様、加熱すると収縮します。
収縮後の直径を測定して
焼成温度に換算できる熱履歴センサーです。
定期的に使用することにより、焼成炉の温度異常、統計的品質温度管理に利用できます。
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メジャーリングはセラミックと同様、加熱すると収縮します。
収縮後の直径を測定して
焼成温度に換算できる熱履歴センサーです。
定期的に使用することにより、焼成炉の温度異常、統計的品質温度管理に利用できます。
炉内のどこでも場所を選ばず、焼成対象物の側におけます。
使用方法
1.メジャーリングを焼成物と一緒に炉内に配置
2.到達したピーク温度の保持時間に応じて収縮
3.焼成後の直径をマイクロメーターで測定
4.この数値を温度換算表で対照し、温度を特定
よくある質問
Q:どのような炉・雰囲気でも使用できますか?
A:あらゆる一般的な炉、雰囲気で使用可能です
Q:真空雰囲気でも大丈夫でしょうか?
A:大気雰囲気で仮焼きしてバインダーを飛ばしてからご使用ください。真空炉の場合、この処理がないと被焼成物及び炉内にバインダーが付着する可能性がございます。仮焼き温度プロファイルは別途お問合せください。
Q:仮焼きの温度プロファイルを教えてください
A:タイプによって違いますので、別途お問合せください。
Q:仮焼き済のリングはありますか?
A:ZTH、MTH、HTHは仮焼き済です。
Q:推奨焼成時間を教えてください
A:キープ時間1時間、昇温速度120℃/時間で温度換算表は作成されております。
Q:キープ時間が1時間以上、1時間以下の場合はどうしたら良いでしょうか?
A:温度補正表をご用意してありますので、お問合せフォームからお申しつけください
Q:その他の推奨焼成はありますか?
A:酸化アルミニウムか、ジルコニアのベースプレートの上に置いて焼成する事を推奨しています
Q:リングのどのあたりを測定したら良いでしょうか?
A:リング周りを3か所ほど測定して頂き、平均をとってください
Q:3.5mmサイズでも購入可能でしょうか?
A:弊社では7mmサイズを在庫しております。3.5mmご入用の場合は別途ご相談ください
Q:管理方法を教えてください
A:湿度の高い場所にはおかず常温保管してください。
Q:寿命はありますか?
常温など、保管状態が良ければ長期ご使用可能です。
Q:出荷単位を教えてください
A:厚み7mmの場合1箱600個入り(40ケースx15個/ケース)※7mmの場合のみ、120個(8ケース)から出荷可能です。ご相談ください。
厚み3.5mmの場合=1箱1200個入り(40ケースx30個/ケース)
※その他ご不明な点がございましたら、「お問合せフォーム」からお気軽にご質問ください。
直接のメールの場合 :info@riedhammer-jp.com
リング温度補正表について
最高温度の保持時間が1時間を超える場合、温度の補正をする必要があります。
仮に最高温度を970℃とすると各時間の補正値は以下の通りです。
最高温度保持時間(h) | 0.5 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
補正値(℃) | +6 | 0 | -14 | -26 | -36 | -44 |
補正後(℃) | 964 | 970 | 984 | 996 | 1006 | 1014 |
各温度別製品の温度補正表は以下からダウンロードできます。